電気自動車の研究車両『i MiEV』を三菱自動車は製作して、電力会社との共同研究を始めるそうです。次世代電気自動車を開発したい三菱自動車と電気自動車(EV)の普及を待ち望む電力会社の思惑が一致した形です。
三菱自動車は電気自動車の研究車両の提供および走行データの収集をします。電力会社は実際に業務車両として電気自動車を走らせて使えるか?や急速充電をどうするのか?などの確認します。電気自動車の試験車両が提供されるのは電力会社5社です。
提供される実験電気自動車は三菱自動車の軽自動車「i(アイ)」をベースにしています。高性能リチウムイオン電池と小型の軽量モーターを搭載した研究車両『i MiEV』を作りました。
「i(アイ)」の特長であるリヤ・ミッドシップレイアウトをそのまま使って電気自動車化されています。そのため居住スペースを損なわずにレイアウトできています。エンジン・燃料タンクの場所にリチウムイオン電池やモーターなど電気自動車のシステムを載せたシングルモーター方式になっています。
ハイブリッドカーの次にくる次世代車両として電気自動車の開発に期待したいです。2010年の市販化を目指しているそうなので今から楽しみです。
(ソース 三菱自動車プレスリリース)
PR